アトピーに効果あり?フコイダンの不思議な力とは

アトピーに悩む患者は非常に多く、特に日本は先進国の中でもかなり多いと言われています。日本は清潔で湿度が高い国なので、そういった環境だとアトピーを発症しやすいそうです。アトピー性皮膚炎に効果が期待できるのではないかと言われているのが、フコイダンと呼ばれる成分です。

フコイダンには人間の免疫機能を正常に保つ働きがあるとされており、近年注目され始めています。

フコイダンとはどんな成分なのか

フコイダンは昆布やメカブといった海藻類に多く含まれている食物繊維の一種です。類似した成分がナマコなどからも見つかっています。海藻の表面に付着しているぬるぬるとした成分がフコイダンであると言われています。

フコイダンは身体の免疫力を上げる働きがあり、これは皮膚の表面にも同様に起こります。皮膚の表面の免疫機能が上昇することによりアレルギー反応が抑制され、肌の調子が改善するのです。また、フコイダンがアトピーに効果があると言われるのは、免疫機能を上げること以外にも理由があります。

フコイダンにはもともと、海藻の傷ついた部分を修復する力が備わっています。この力を人間の皮膚に活用することで、アトピーによって傷ついた肌を修復することができると考えられているのです。皮膚の免疫力を高めながら傷ついた部分を修復できるので、フコイダンはアトピーの世界で注目されているのです。

フコイダンは食事で摂取できるのか

フコイダンは昆布やメカブ、わかめ、もずくといった海藻類に多く含まれています。これらの海藻類を、味噌汁やサラダといった食事に取り入れることで、フコイダンを摂取することが可能です。しかし、毎日食事で海藻類を摂る、というのはなかなか難しいものです。

飽きてしまったり、忙しくて食事をしっかり摂る余裕がない場合もありますし、なにより食事のみで十分なフコイダンを摂取するのは困難です。そのため、フコイダンを配合したサプリメントを探すという方法もあります。

サプリメントだけで摂取するパターンもありますが、食事と合わせれば効率よくフコイダンを摂ることができます。食事で意識的に海藻類を摂るようにしながら、食後や寝る前にサプリメントで補えれば良いでしょう。

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フコイダンを塗る方法もある

フコイダンは食事やサプリメントで摂取しなければいけない、というわけではありません。アトピーへの効果が注目され始めてからは、フコイダン入りの化粧水やローションが販売されています。このようなスキンケア用品を使えば、皮膚からフコイダンを吸収することができるでしょう。

アトピーの部分に塗ることで、アトピーによる炎症を改善することが可能です。アトピーの皮膚に塗り薬を使おうとすると、乾燥肌かじゅくじゅくした肌によって副作用が発生することがあります。しかし、フコイダンを含んだ化粧品やローションなら副作用の心配がありません。

なぜなら、フコイダンは海藻類などの食品から抽出された成分なので、体に一切悪影響がないからです。このように、フコイダンは肌にとって安全な成分なので、安心して塗ることができます。また、フコイダンはアトピー改善効果以外にも、ネバネバとした成分なので肌に潤いを与えることができます。

冬場などに使用すれば肌の乾燥を防ぐことができ、しっとりすべすべの肌になるでしょう。

フコイダンのぬめり成分は一体なんなのか

フコイダンはぬるぬるとしているのが特徴ですが、このぬるぬるは、「硫酸基」という成分を多く含んでいることが関係しています。この硫酸基は私たちの体の中にも多く存在しており、胃の粘膜にも同様の成分が使われています。

このため、フコイダンは人間の体と非常に相性が良く、人間の粘膜となじみやすくできているのです。

現代人の食生活は欧米化が進んでいるので、胃の粘膜が減少し、胃潰瘍や胃炎などの胃の病気が増えてきています。そのため、フコイダンを摂取することで胃の粘膜をしっかりと保護することができるでしょう。

また、フコイダンはアトピーによってできた炎症部分を修復する働きがありましたが、これとどうように、胃の炎症部分を修復しようと働きかけます。

フコイダンの「硫酸基」は、私たちの体のあらゆる部分を改善してくれるのです。「硫酸基」の働きはそれだけではなく、胃の粘膜を刺激して胃の働きを良くしてくれます。つまり、フコイダンは胃の内部から胃をマッサージし、胃の働きを活発化しているのです。

現代人は胃の働きが悪いと言われているので、フコイダンは必要不可欠な栄養成分であると言えるでしょう。さらに、フコイダンは水溶性の食物繊維です。食物繊維は炭水化物の一種で、いくつもの糖の成分が連鎖のようにつながった状態を指します。

フコイダンは非常に高分子で、低分子化するのは非常に難しいと言われています。高分子であるほど消化吸収に時間をかけず摂取することが可能であり、皮膚への浸透率も高いので、アトピー性皮膚炎にも効果を発揮するのではないかと言われています。

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フコイダンには様々な健康効果が期待されている

フコイダンには抗ガン作用もあると言われています。フコイダンによって免疫力が高まるので、人間の免疫系をつかさどるマクロファージやNK細胞などのリンパ球が活性化されます。これらの細胞が活性化されるとガン細胞を攻撃する働きが強くなるので、ガンに効果があるのはと期待されているのです。

さらに、ガン細胞は新たに血管を作り無秩序に増殖する作用がありますが、フコイダンには「血管新生抑制」という血管の作成を抑える働きがあるので、ガンの動きを鈍らせると言われています。さらにフコイダンは腸内環境を整えることができ、ピロリ菌の増殖を防ぐことができると言われています。

ピロリ菌は一度感染すると、一生胃の中に住み着いてしまうと考えられています。10代で約20%、20代で30%、30代で40%、40代では80%の人が感染しているというデータもあり、非常に感染率が高いです。

このピロリ菌が増殖してしまうと、腸内環境が悪化してしまい、胃の粘膜に炎症が起こりやすくなったりします。さらに症状が進行すると、急性胃炎から慢性胃炎、胃潰瘍になると考えられています。フコイダンにはピロリ菌の増殖を抑え、便として排出する働きがあります。

そのため、腸内環境を良い方向に導いてくれるのです。このように、フコイダンはアトピー以外にも様々な力を発揮しますが、その働きはすべて共通しており、環境を整え傷ついた部分を修復する、といったものです。